鳩笛草〔宮部みゆき〕
超能力を持つ主人公達を描く3つの物語。
宮部みゆきの昔の作品の面白さに開眼し、次は、『クロスファイア』を読もうと思い、その前に「燔祭」を読んだ方がいいということで借りてきました。
宮部作品では頻繁に「超能力」「サイキック」をモチーフにしており、先日読んだ、『龍は眠る』もそうなんですが、飽きることなく読めました。巻末に大森望氏による解説がついているのですが、SFとしての宮部作品の位置づけを解説されていて興味深いです。折りしも、週刊ブックレビューで、SF特集やっていて、大森さんが解説されていたんですが、宮部作品もSFなんですよね~。宮部作品は超能力を”小さな物語”として描き、「あくまで個人の問題として超能力を描くタイプ」だと評されています。
本書の3人の女性達も超能力を持つものの、実に普通の女性であり、能力について、自分の能力が両親を死に至らしめたのでは?と悩んだり、その使い道を模索したり、能力が消えていくことを恐れたりするのですが、面白いのは超能力に関してだけではなく、彼女達の人間ドラマにあるんですよね。主人公を助ける不動産会社の社長、妹を殺され復讐を誓う男性、彼女を亡くした同僚の刑事などなど登場人物がとても魅力的でした。
特に、「鳩笛草」。これ、続編ないのかなあ。貴子と大木のコンビとても素敵でした。女性刑事ものってやっぱり面白いかも。さあて、『クロスファイア』読みまっす。
朽ちてゆくまで
燔祭
鳩笛草
宮部みゆきの昔の作品の面白さに開眼し、次は、『クロスファイア』を読もうと思い、その前に「燔祭」を読んだ方がいいということで借りてきました。
宮部作品では頻繁に「超能力」「サイキック」をモチーフにしており、先日読んだ、『龍は眠る』もそうなんですが、飽きることなく読めました。巻末に大森望氏による解説がついているのですが、SFとしての宮部作品の位置づけを解説されていて興味深いです。折りしも、週刊ブックレビューで、SF特集やっていて、大森さんが解説されていたんですが、宮部作品もSFなんですよね~。宮部作品は超能力を”小さな物語”として描き、「あくまで個人の問題として超能力を描くタイプ」だと評されています。
本書の3人の女性達も超能力を持つものの、実に普通の女性であり、能力について、自分の能力が両親を死に至らしめたのでは?と悩んだり、その使い道を模索したり、能力が消えていくことを恐れたりするのですが、面白いのは超能力に関してだけではなく、彼女達の人間ドラマにあるんですよね。主人公を助ける不動産会社の社長、妹を殺され復讐を誓う男性、彼女を亡くした同僚の刑事などなど登場人物がとても魅力的でした。
特に、「鳩笛草」。これ、続編ないのかなあ。貴子と大木のコンビとても素敵でした。女性刑事ものってやっぱり面白いかも。さあて、『クロスファイア』読みまっす。
朽ちてゆくまで
燔祭
鳩笛草

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